会社都合での離職、失業で、40代の再就職を目指しているとなると、会社や経営者、上司、同僚、部下などに、様々な思いがあるんじゃなだろうか。マジメに、会社に奉職してきた、ロイヤリティの高い人ほど、ドロドロした深い想いがあるかもしれない。俺の場合も、恨み言、憎しみ、怒りなど、退職そのものだけではなく、それに至る数年の経緯、ガマン、忍耐、いろんなことが胸でうずまく。自分のほうから辞表、退職届なんぞを叩きつけてやろうかなんてことも思ったことも数知れず。だが、ダメな会社にしろ、自己都合でやめてなんかやらない...

退職後、しばらくは動けなかった。疲れ果てていたし、そして少し元気になっていく過程で、怒りや恨みの気持ちも出てきた。だが、40代の再就職を考えているなら、忘れろ・・・とは言わない。人によりけりだろうが簡単に忘れることができるもんじゃないだろう。だが、置いとけ・・である。棚にでもあげとけ・・・である。
俺が思ったのは、俺はこの先の人生を、恨みとか憎しみとか、そんなものをベースにして、中心にすえて生きていくんだろうか。40代の再就職は厳しい。きっと前のような待遇や年収を得られないのかもしれない。でも、...

もうひとつ俺が怖かったのは、俺はけっこう会社に対して奉職したし、ロイヤリティも高いほうだったと思うのだ。反動もひどく、このまま憎しみとか恨みとか怒りとか、そんなもん思いつめてもロクなことはなさそうだった。それこそ考えすぎると犯罪に走ってしまうかもしれない。そんなことして、人生を完全に破滅させてどうすんだ。
でも俺には、とても忘れられそうになかった。で、言い聞かせた。忘れなくてもいい。置いとけ。俺のボロボロになった何かに言ってきかせたｗ 後で、40代の再就職が決まって落ち着いたら、片付けてやるから...

40代の再就職を目指すなら、離職、失業中で、失業保険も、おそらくもらえているだろう。40代の再就職で失業保険の給付がない・・・となると、とりあえずに日銭を何とかしつつが最優先になるだろうから、俺が言うまでもなく必死でやっているだろう。俺には何もアドバイスする資格もない。
俺は雇用保険の失業給付が半年分あって、（本当は１８０日じゃなくて３００日あってもおかしくない勤務期間なんだが、加入期間には事情がイロイロあった）少しは腰をすえて40代の再就職に取り組む時間、期間の余裕があった。わずかながら退職金...

40代の再就職を目指す間、俺は前職の時より、規則正しく生活した。終業の後の飲みがないからだｗ その理由はいくつかある。まずハローワークは午前中のほうが空いているｗまた必ず再就職するのだから、生活のペースは崩さないほうがいいに決まっている。40代の再就職ではめげそうになることが多い。それでもモチベーションを維持するには、自分で決めたルーティンを守るっていうのは、案外大事だと思うのだ。40代の再就職を挑み続けるには、このモチベーションが全てだと思っていい、ダメだ。無理だ、諦めると思った時が終わりの時...

多くの業界でもそうだろうが、俺の業界も若手が重用され、40代の再就職となるとかなり難しい。「俺はこれができます！」を、面接以前にアピールするための武器が必要だった。「完全に文句なく即戦力になりますよ」と。
前職での仕事の成果は、退職の時に持ち出したら犯罪だｗだから仕事の力量を客観的に証明できる成果は、何も持ち出していない。武器が何もないのだ。
一方、俺は、前職では、採用側で、かなりの人数の履歴書、経歴書、そして面接もやってきた。その経験からいえば、40代で再就職なんてのは、それなりのウリがなけれ...